【船検】ボートエース×5馬力!船舶検査を合格するための当日までの準備・手順

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

【船検】ボートエース×5馬力!船舶検査を合格するための当日までの準備・手順

前回の記事では5馬力と船舶検査取得に必要な法定備品について紹介しました。ボートエースで船検合格を目指している人は前回の記事から読んでみることをオススメします!

さて、この記事では実際に小型船舶機構(以下JCI)に船舶検査の予約や必要な書類・注意点などについて解説していきます。

この記事の内容はYOUTUBEでも投稿しています。

船舶検査の予約の手順

船舶検査の持ち込み検査の場合、自分の住まいの管轄のJCIに電話予約をします。ここでは僕の管轄の岡山支部を例に話を進めていきます。

小型船舶機構(JCI)岡山支部
〒702-8006
岡山県岡山市中区藤崎 551-14
TEL 086-200-1780

窓口受付時間9:00-11:30
      13:00-16:00

岡山支部 検査スケジュールPDF

電話予約前に、ある程度内容をまとめておくと話がスムーズに進みます。なお、受付のオネイサンも検査員のお兄さんも非常に良い対応をしてくれました。

電話予約の窓口受付時間は、9:00~11:30 及び 13:00~16:00 となります。平日の昼休みに電話予約出来ないので社畜リーマンはつらいところがあります…。電話予約の時間は5分~10分程度みておいてください。

僕が電話で伝えた内容をまとめておきます。検査予約の時に前もって準備しておけばやり取りがスムーズです!

  • 検査日時
  • 日時
  • 新規・定期・中間
  • ボート メーカー 型式 材質

  • 予備検査証 予備検査番号 製造番号
  • 船外機 メーカー 馬力
  • 連絡先 名前・電話番号
  • 必要な申請書
  • 使用する海域

まずは電話対応してくれたおねーさんに船舶検査の予約の旨を伝えます。

持ち込みで船舶検査の予約をしたいです。

検査スケジュールを確認して毎週木曜日しかダメだと思っていましたが、このスケジュールは出張用らしく持ち込みの場合は前日から予約出来ます!

しかし、平日しかダメなので有休を使って金曜日に検査を受けるようにしました。時間も予約します。 9:00~11:00 13:30~15:30まで間で予約出来ます。(先約がいない場合)

電話内容

検査の電話のやり取りの内容です。

検査の種類

今回初めて船舶検査を受けるので新規です。

ボートのメーカー・型式・材質

ボートのメーカー・種類・型式・材質を伝えます。

ボートエースの材質は高分子ポリエチレンですが受付のおねーさんは「私ではわからない素材なので、検査員を呼んできますね(はぁと)」と手慣れたやり取りで非常にスムーズに進みました。

船外機のメーカー 型式 馬力

船外機のメーカー型式馬力を伝えます。船外機のコーションプレートを確認してください。

マーキュリー 型式 394 ME5S 5馬力!

予備検査証

予備検査プレート

事前にJCI本部と予備検査証がない旨を伝え、その後の対応も岡山支部に連絡済みとのことだったのでスムーズにやり取り出来ました。

ですが、念のため予備検査番号と製造番号を伝えています。

ボートエースの予備検査証については下記記事を参考にしてください

使用する海域

平水区域および限定沿岸区域に関する詳細情報は、日本小型船舶検査機構(JCI)の公式サイトで確認できます。

平水区域

平水区域は、湖、川、港内などの比較的穏やかな水域を指します。​東京湾や瀬戸内海など、外海に直接面していない閉鎖的な水域も含まれます。​これらの水域は、年間を通じて波や風の影響が少ないため、小型船舶の航行に適しています。

限定沿岸区域(沿岸5海里)

限定沿岸区域は、沿海区域内で本州、北海道、四国、九州およびそれらに附属する島の各海岸から5海里(約9.26km)以内の水域と平水区域に限定された水域を指します。​この区域は、2級小型船舶操縦士の免許で航行可能な範囲と一致します。​

平水区域および限定沿岸区域に関する詳細情報は、日本小型船舶検査機構(JCI)の公式サイトで確認できます。(→航行区域検索ページ )

僕がメインで釣りをしているところは瀬戸内海の湾内です。ここは平水域と言われます。たま~に日本海に遠征に行くわけですが、その場合は限定海域となり仕様変更が必要な可能性があるそうです。

日本海や太平洋でも使用出来るように限定沿岸区域で登録したいと思います

必要な申請書

申請書は事前にプリントアウトして記入しておけば、JCIでの手続きがスムーズです。

と思いましたが、何が必要かわからない上に記入もわからなかったのでプリントアウトして放置です。実際のところ記入する書類は1枚なので申請書類を事前に準備する必要はありません。

それでは次はいよいよ船舶検査当日の様子です。

船舶検査当日

船舶検査当日です。漢たるもの予約時間ギリギリではなく、余裕をもって到着しておきたいところ。

到着したら正面玄関から2階の受付に行きます。

受付で「船舶検査の予約をしている○○です。」と伝え、必要書類を記入していきます。一つ一つ教えてもらいながら記入していくので、つまづくところはありません。

どこでボートを出すのかは、よく考えておいた方がいいでしょう。僕のメインは瀬戸内海ですが、年に何度か日本海にも遠征します。その場合使用海域を限定沿岸にする必要があります。平水域では日本海では使用することができません。

平水区域と沿岸区域は、JICの検索ページを参考にしてください。(→JIC航行区域検索ページ

受付が終わったら、タイミングによりますが先に検査費用を払う場合と検査を先に行う場合とあります。僕の場合は資料の作成に時間がかかるということだったので、先に料金の支払いをしました。

検査費用は11,600円です。

岡山支部の場合は、近くにある郵便局まで歩いていき、11,600円振込みます。郵便局までは歩いて3分ほどの距離です。振込用紙は受付時に渡されます。

検査の準備をしておきます。法定備品を一通り並べておいたり、船外機をセットしたりします。今回は新規登録、予備検査証がないこともあり、ボートの寸法を測ったり、キズの確認があったりと色々とチェックがありました。

そして、特に問題がなけれこれで終了です!

船舶検査証が発行され、無事船舶検査合格となりました。

船舶検査証など

船舶検査証はこのようになっています。

船舶検査手帳

船舶検査証書

船舶検査証書です。

  • 船名
  • 船体番号
  • 所有者
  • 区域

などが記載されています。

船名は、「43丸(=しんさんまる)」にしました。

ステッカーをどこに貼るか

ボートエースは難接着素材です。脱脂をしたからといって、しっかりと貼りつくわけではありません。クリア塗料でコーティングしたりする方法もあります。

そして「次回検査ステッカー」の貼る位置も微妙です。ボートをカートップするときにひっくり返しますが、その時にキズが入ってしまいそうだからです。

貼り付け位置を離してもいいのか、JCIに問い合わせ中です。

一応、アルミ板を使って船検プレートを作成したいと思っています。

使用したアルミ板は横600mm×縦400mm×厚さ1mmです。横幅は500mmあれば十分なんですが、その幅のアルミ板はホームセンターやAmazonでは見つけることが出来ませんでした。仕方ないので、大きめのサイズを購入してカットして使用することにします。

アルミ板に船検ステッカーを貼りつけるので剥がれの心配は問題なさそうです。

リングと結束バンドを使用してプレートを固定することにします。

合格までにかかった費用

船舶検査合格までにかかった費用を紹介します。一番高額なものは船外機ですが、これは仕方ないですね…

5馬力船外機

  • 5馬力船外機 ¥60000
  • 燃料タンク  ¥7200
  • 燃料タンク差し込み ¥1360
  • オイルポット ¥600
  • 船外機OHパーツ ¥6756
  • インペラ ¥999
  • スタビライザ ¥6780

合計¥83695

法定備品費用

  • 桜マーク入りライフジャケット ¥11000
  • 黒球 ¥1400
  • 救命浮環 ¥1500
  • 反射テープ ¥1000
  • 赤バケツ ¥1200
  • アンカー、ロープ ¥2700
  • 係船ロープ2本 ¥1000
  • 救命胴衣着用方法ステッカー ¥650

合計¥20450です。

フリマアプリなどを利用し、なるべく費用を抑えてました。ライフジャケットは命に係わることなので新品を購入しました。

検査費用

  • 検査代 11600

総合計¥115745。約12万円でした。新品の船外機やより高額な船外機になった場合はさらに費用が上乗せされます。

これに2級小型船舶操縦士の免許を取得する費用を上乗せするととんでもない金額になりますね…。釣りにコスパを求めちゃいかんよ…。

仲間との釣りはプライスレス!!

まとめ:無事船舶検査合格!

これで船舶検査合格となりました!

これから5馬力で走行してみるのが楽しみですね~!

5馬力テスト走行動画はコチラ(→YOUTUBEショート